本を読んだり読まなかったり
コーヒーもう一杯(1) (ビームコミックス)作者: 山川直人出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2005/05/25メディア: コミック購入: 6人 クリック: 67回この商品を含むブログ (110件) を見るコーヒーもう一杯 II (2)作者: 山川直人出版社/メーカー: エン…
「亜璃西社」という出版社がある。「亜璃西」は「アリス」と読む。札幌を拠点とした老舗の地方出版社だが、そこから俺にとってかなり素敵な本が出た。「さっぽろ喫茶店グラフィティー」である。TSUTAYAで目にして迷わず買った。 著者は知る人ぞ知る亜璃西社…
今から多分三十年近く前、フォーク、ニュー・ミュージックと呼ばれた一群の音楽が「文学」の役割を果たしていた時代があった、と思う。文学作品を読むことが“教養”の一スタイルだったように、ある種の音楽を聴く事が“教養”だった時代が、確かにあった。それ…
自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)作者: 業田良家出版社/メーカー: 竹書房発売日: 1996/06/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 426回この商品を含むブログ (217件) を見る自虐の詩 (下) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)作者: 業田良家出版社/…
*「http://d.hatena.ne.jp/solar/20051116/p1」 特別深いつきあいのある出版社ではないので思い入れはないのだが、おれにとっての晶文社には独特の匂いがあって、若い頃には、あの犀のマークを見ると、ちょっと敬遠していた。 今思うと、晶文社におれはある…
*舐め犬募集【掲示板でクンニ友達を見つけた30歳OLの体験記】 情報源は「http://anonym.jp/appleshop/log/eid900.html」より。素晴らしい、実に素晴らしい取り組みですこれ。マンガ五万冊が立ち読み可能! 俺は「マスターキートン」と「パトレーバー」と「…
最近おれの中で本屋と言えば「紀伊国屋書店札幌本店」である。おしゃれ好き小洒落たもの好きなおれにとって、あの広い店内に一階入口、二階のイノダコーヒー(煙草吸えない)は堪らないものがある。という訳で、札幌に行った際には必ず詣でなくてはならない…
ラヴァーズ・キス (1) (別コミフラワーコミックス)作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/11メディア: コミック クリック: 24回この商品を含むブログ (30件) を見るラヴァーズ・キス (2) (別コミフラワーコミックス)作者: 吉田秋生出版社/メー…
流行モノ受信競争があったらそのトップに常に輝く「わ」氏から新しいチェーン・メールがやって来ました。今度は「ブック・バトン」なのだそうである。 ■持っている本の冊数 わからん。千冊ぐらいじゃないのかな。いやそんなにいってないかな。 ■今読みかけの…
スヌーピーのしあわせは…あったかい子犬 ”(Happiness is a Warm Puppy)作者: チャールズ・M・シュルツ,谷川俊太郎出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ発売日: 2005/05/27メディア: 大型本 クリック: 7回この商品を含むブログ (9件) を見る おれ…
窓。白いレースの向こうにある景色は見えない、今はそれでかまわない、空は晴れているから。陽射しは、もう一日の終わりが近づいていることをそれとなく匂わせている。暖かいが、暑くはない午後の陽射し。窓外から遠く聞えるテレビの音、時折聞える子どもた…
「考える人」最新号「クラシック音楽と本があれば」に掲載されているインタビューでピアニストの内田光子はこう言っていた。 インターネットもEメールもしません。もしそういうものを持ったらEメールの囚人になってしまうに決まってる。それは絶対に嫌です。…
前に思い入れたっぷりの文章を書いた図書館勤務についてなのだが、何か引き継ぎやら何やらで四月中は新しい人と同乗して業務につく事になりましたハイ。で、5月の予定はというと、これが決まっていない……どうなるんでしょう。 子どもに絵本を読む関係上、新…
(なおこれはフィクションである) 新潟県の直江津から名立の間に、土地の人たちが「旗浜」と呼ぶ浜辺がある。厳寒な日本海に面し、波頭の先に佐渡を眺めることが出来るその浜辺に昔、数百本近くの黒い旗が突き立てられたからだという。今も国道8号線を走る…
生首に聞いてみろ作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/09メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (229件) を見る読み終ってから、胸が満潮に充たされていくような思いがした。「パズル崩壊」のほか、たぶん「頼子のために…
ISBN:4163665900:detail最近の書き手でわりと贔屓にしている坪内祐三の新刊「文庫本福袋」を、図書館から借りて読んだ。週刊文春誌上で新刊文庫本を紹介するコラム「文庫本を狙え!」をまとめたシリーズ三冊目である。しかし小林信彦といい近田春夫といい坪…
後輩のアメリア氏が感涙したという「電車男」なんですが、帯の惹句違いますね。「ガンバレ電車男」じゃなくて「ガンバレ毒男」ですよ。普通の男なら、多かれ少なかれ毒男の気持ちがわかると思いますよ。何か読みながら、昔の彼女の事とか初めてのHとかああ…
ひな (こいぬのひな)作者: 瀬川康男出版社/メーカー: 童心社発売日: 2004/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るこの章のタイトルの他言うことはないし言いたくない。命令形はほとばしった感動の速度そのものだ。傑作だ、読め。
40歳からの元気食「何を食べないか」-10分間体内革命 (講談社+α新書)作者: 幕内秀夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/12/19メディア: 新書購入: 4人 クリック: 36回この商品を含むブログ (12件) を見る図書館から借り出して読んでおります(そういえば今…
はてなの本 (NT2X)作者: 田口和裕,松永英明,上ノ郷谷太一出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2004/09/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 1,223回この商品を含むブログ (455件) を見る日曜日10月31日、北見市<北の書籍館>福村書店で購入…
浅羽 通明「ナショナリズム」(ちくま新書) Amazonで詳しく見る 浅羽 通明「アナーキズム」(ちくま新書) Amazonで詳しく見る 浅羽通明久々の新刊。二冊セットで1,890円はちとイタイが仕方あるまい、一昨日に紋別のTUTAYAで購入。現在「ナショナリズム」を…
藤原 帰一「『正しい戦争』は本当にあるのか」 おすすめ平均 R&BやRockを聞いて、みんなで考えよう! まっとうな大人の理屈による戦争批判 平易な語り口ながら内容の濃い本 Amazonで詳しく見る 臨戦態勢の hirofmix です、相変わらず物言いがオーヴァーです…
一昨日の日記に「イノセンス」観に行くと書きまして、ええ実際観てまいりました二回目。いややっと納得できました。最初観た時は正直よくわからんかったのです、判断保留って感じで。今回はおおまかな筋はわかっているので、押井作品らしい映像のディティー…
新年あけましておめでとうございます。実家の客間のソファーに寝そべって、買ってきた雑誌「SIGHT」と「考える人」を読んでいる hirofmix です。何がしあわせって、日々の雑務から解放されてただ本を読むぐらいしあわせなことはない。これで買ったばかりのス…
いまどきはやらないかも知れないが、警句・箴言というのがある。例えば「人は太陽と死を直視することは出来ない」(ラ・ロシュフコー伯爵)だとか「絶望は愚者の結論である」(ディズレーリ)だとか「最大の名誉は決して倒れない事ではない。倒れるたびに起…
ああ "KILL BILL" 観たい。今週か来週はお約束として「マトリックス・レボリューション」を観るつもりなのだが、もっかい "KILL BILL" が観たい。どうしたんだいったい俺は。何に惹かれてると云うのか? 楽しむなんて余裕なかったんだけどね正直、この前観た…
差別される者、虐げられる者は、富める階級にも貧しい階級にもいる。富める国にも貧しい国にも。 その意味においてこの映画はアメリカ映画である以上に世界映画である。Google で検索してみても、クエンティン・タランティーノのまとまった経歴、生い立ちが…
やー、やっとその気になりました(笑)。前から気になっていたアニメ2本、最近ぽこぽこと見始めておりますです。「カーボーイ・ビバップ」はタイトル曲「TANK!」とラスト曲「The Real Fork Blues」がかっこいいっスね。ラスト曲なんか思わず歌詞とコード聞き…
「大人は判ってくれない 野火ノビタ批評集成」(著:野火ノビタ 発行:日本批評社 価格:1,700円+TAX ASIN:4535583676)。マンガ家榎本ナリコこと野火ノビタの評論集である。批評の対象になっているのは「新世紀エヴァンゲリオン」「幽★遊★白書」と「ヤオイ…
おい1よ聞いてくれよ、スレと関係ないけど。この前初めて見たんですよ「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」第一話。放送開始直後ネットで盛り上がりまくってるんで。そしたらいきなり秋葉原に巨大モナー出現ですよ。それでもうぶち切れですよ。お前ら本…