日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

懐かしくてやさしい絵本

前に思い入れたっぷりの文章を書いた図書館勤務についてなのだが、何か引き継ぎやら何やらで四月中は新しい人と同乗して業務につく事になりましたハイ。で、5月の予定はというと、これが決まっていない……どうなるんでしょう。
子どもに絵本を読む関係上、新刊の絵本なんかはわりと読むのだけど、これは最近のヒット。

こぐまと二ひきのまもの (絵本・ともだちあつまれ)

こぐまと二ひきのまもの (絵本・ともだちあつまれ)



まず、絵がとてもいい。僕の知ってる限りで絵の質感の近い作品を探すと「さんびきのやぎとがらがらどん」だろうか。あの絵に比べると「まもの」の方がもうちょっと可愛い感じがする。この西川おさむっていう絵本作家、僕はてっきり最近の人だと思ったら、けっこう昔から描いてる人のようです。僕はこの絵本ではじめて知りました。
表紙に描かれている二匹のまもの、これがもうめちゃくちゃいいんだよねー。まもの自身も、そしてまものの描かれ方も“おとこのこ”って感じがして。いたずら好きで明るくて、そんな雰囲気があふれてる。
ストーリーは、ぜひ書店で手にして読んで下さい。5分もあれば全部読めます。大名作って訳じゃないけど、こういう絵本が、きっと子どもの心に残ると思うのよね。だってもうまものが可愛くて可愛くて…