日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

ベクシンスキ、と言う画家なのか

ベクシンスキ - Google 検索
 ちょっとキツい画像が出るのでご注意を。
 正直に言うと、いわゆる「アウト・サイダー・アート」の人だと思っていた。正式な(アカデミックな)絵画の教育を受けていない市井の人だと(ヘンリー・ダーガーのように)。

ズジスワフ・ベクシンスキー(Zdzisław Beksiński)は、ポーランドの画家、写真家、芸術家。

ポーランド南東サノク出身。少年時代にナチス・ドイツポーランド侵攻を経験している。
祖父や父が建築関係者ということで、クラクフ工業大学建築設計学部に入学、卒業後は建築業務で現場監督をするも不満を抱き、芸術の道へ進む。
1964 年、初個展では作品の全てに買い手がつき、すぐさまポーランドの代表的な近代芸術家として認知される。当初は抽象画を描いていたが、1960年代の間に独自のゴシック的でシュルレアリスム的な、あるいは幻想的リアリズムと称される画風に移行する。
1998 年、妻が亡くなる。1999年のクリスマスイブ、ポピュラー音楽の評論家であり映画の翻訳家の息子が鬱病により自殺。ベクシンスキーは息子の死との折り合いを付けられず、『もし私がくたばった時に備えて、Tomek(息子の愛称)へ』と綴った手紙を壁にピンで留めていた。
2005 年、自宅にて2人の若者に殺害される。彼の身体には17箇所の刺し傷があり、内2箇所が致命傷であった。ベクシンスキーの誕生日2日前の出来事であり、75歳であった。後に主犯として、長年彼のパトロンであり友人でもあった人物の16歳の息子とその親族が逮捕されており、借金の頼みを断った事が動機と報道されている。
Wikipediaより一部引用)

 よく2chの良スレまとめサイトなんかでよく観る絵だ(俺も最初それで観た)。「不安を表現した絵画作品」という完結性よりも「作者自身の不安の投影」という印象を与えるため、そういう要素がベクシンスキーの絵画をアマチュアの手によるものと思わせるのだろう。詳細に描かれた背景に、子どもの絵のような顔が浮かんでいる有名な絵は、目覚める直前の悪夢をそのまま切り取ったようだ。