日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

日曜の朝に聞くべき音楽

モーツァルト:ヴァイオリンソ作者: マーク・スタインバーグと内田出版社/メーカー: Philips発売日: 2006/01/01メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログを見る おはよう、おはようございます。買った時よりこのアルバムの良さが染みているhirofmixで…

フレデリック・バック展を観てきたよ

今年のゴールデン・ウィークはひどく贅沢をした。一日のんびりと「フレデリック・バック展」を観ることが出来たからだ。 フレデリック・バックは「クラック!」「木を植えた男」でアカデミー賞短編アニメーション部門を受賞したカナダ在住のフランス人である…

明日は空に黄金のリング

東京では何百年ぶりだか次が何百年後だか、実は相当にレアなイベントらしいんですね、21日の金環日蝕は。カメラをかついで東へ西へ、ベストポジション求めて国土を移動する人も多いのでしょう、心より武運長久を祈願します。 北海道は部分日蝕らしいのだけど…

ムスカかプーチンか

生まれながらのKGBと罵られながら権力の頂に挑み、血と微笑みと銃弾でその階梯を上り詰め、逆らう者には死と巴投げをもってこれに臨み、母なる大地ロシアに輝かしき栄光と己が名を刻もうとするあの男がついに黄金の玉座に帰ってきた!その名は……ウラジーミル…

武雄市図書館の話はどうなったのだろう

市図書館をTSUTAYAに指定管理委託、図書カードをすべてTカード化、本を借りたらTポイントをつける…といったサービス? をUSTREAMで発表した九州は武雄市・樋渡市長の件ですが、その後いったいどうなったんでしょう。「え、そんな図書館サービス、悪くないじ…

少女たちへのシンパシー

かしまし・い 4 【▼姦しい/▼囂しい】(形)[文]シク かしま・し 耳障りでうるさい。やかましい。かしがましい。 「―・く騒ぎ立てる」[派生] ――さ(名) 漢字辞典 Weblio辞書より引用 ご存知の通り、インターネットには有名な二つの地獄がある。Wikipedia地獄…

ラジオで、谷山浩子が

おとついの金曜日、とある集まりから帰宅してラジオを入れると、というのは正確ではなくて iPhoneのradikoを立ち上げると、いつもならHBCの番組が流れ出す筈なのに、どうした訳かSTVが選局されていて、ひどく懐かしいしゃべり声が聞こえてきた。谷山浩子だっ…

10年に一度の逸材

そして最近夜叉丸君が教えてくれたのがこのバンド。いいなぁ、どう考えても21世紀のバンドとは思えない(笑)。夜叉丸君曰く「10年に一度はこういうツェッペリンみたいなバンドが必ず登場する」。これまたカッコいいですね、ぜひ小泉さんにお伝えしたい。知っ…

久しぶりに買ったCD

タワレコに来たのは結構久しぶりだ。CDの配置が多少変わったようだ。そして微妙に、品揃えが貧弱になった……? そんな風に思った事は一度もなかったのだけど……あらかじめ買うCDは決まっていたから良いけれど。最近ブームの菊地成孔率いるDCPRG(=DATE COURSE…

おはよう

昨晩遅くに帰宅したせいでこんなお昼におはようございます。とりあえず珈琲を淹れて、ジャズシンガーでピアニスト、パトリシア・バーバー「ナイトクラブ」を聞いています。いいアルバムですね、気がつきませんでした。表題が指し示す夜の喧騒よりも開店前の…

「他にしてほしいことは(本当に)ないの?」

引越すことになったご夫妻からテレビを低額で譲り受け(後には乾燥機付き全自動洗濯機もいただき)、昨年のアナログ放送停波以来久しぶりに我が家でテレビ放送が見られるようになった。素晴しい。テレビのない生活に支障を感じた事はなかったけれど、きゃみ…

牛飼いと話す

どうして職場の、しかも俺の真向かいに牛飼いが座っているのか、説明出来る言葉がない。 幻想の類いだろうか。牛飼いはデスクの向かいで麦わら帽子・作業用のツナギ・泥だらけの長靴といういでたちで淡々と事務をこなしている。しかも俺より仕事が速い。どう…

頑張れおじいちゃん

最初聞いた時にはあまりのやり口に頭がくらっとしてしまったが、やまもといちろうの発言「そんなことをして欲しくて石原さんを都知事に選んだわけではないので、ちょっといい加減にして欲しいと思いつつ、私の心の中の抑えられない厨房精神は『それは面白い…

「群盲象を撫でる」というけれど

ニュースというのはおおよそ断片的なもので、どんなささいな出来事や事件でも、実際には独特のグラデーションがあるものだ。ニュース記事ひとつ読んだだけでわかった気になってはならない……という前提条件の上での話だが。 *http://www.yomiuri.co.jp/polit…

なにこのラノベヒロイン

*痛いニュース(ノ∀`) : 女子高校生鷹匠、迷惑カラスを見事駆除 佐賀県が正式依頼検討 - ライブドアブログ 高校生鷹匠(たかじょう)として活躍する佐賀県立武雄高校3年の石橋美里さんが4日夕、カラスの被害に悩む佐賀市中心部で駆除に挑んだところ、見事に…

しかし言うほどのサービスか

私の日曜の朝はバッハから始まる…おはようございます。嘘じゃないですよ、いまは聞いてますから。使っているのは最近知ったWebサービスの「Musictonic」。アーティスト名を入力すると、その楽曲をYoutubeから選んで自動演奏してくれます。関連したアーティス…

もう古い話題だが、高校野球の選手宣誓が凄かったので書き残しておく

たまたまチャンネルを合わせていたテレビニュースが、その日始まった春の選抜高校野球の話題となり、折しも選手宣誓が始まろうとしていた。そして、画面に映し出された高校球児の「宣誓!」の後に、俺の予想と大きく異なる言葉が聞こえてきた。 宣誓。東日本…

「私…あなたのこと、前から…」

…などと女性から言われる経験はもう持てないんだ…と諦めていた、というかそんな願望をまだ持っている方がおかしいのだが、年度が変わり人の入れ替わりがあり、休憩の際には駄話のひとつふたつをひり出して、言葉の応酬相手の対応、結局仕事は人間関係、たが…

言い忘れていたが

前回の記事でも紹介したビーチボーイズの名曲「God Only Knows」だが、村上春樹が著作「村上ラジオ」で訳詞を書いている。繰り返しになるけれど、良い歌詞なので再度紹介させていただきたい。 God only knows(Brian Wilson & Tony Asher) I may not always …

山口美江さんの訃報を受けとって

最初に見た、毎日新聞のウェッブ版にはこう記されていた。 訃報:山口美江さん51歳=タレント 元祖バイリンギャル「元祖バイリンギャル」タレントの山口美江(やまぐち・みえ)さんが亡くなったことが、9日分かった。51歳。所属事務所によると、体調不…

ねえきみは子どもみたいだよ

こんな風にささくれ立っている時、その笑顔がどれほど塞がれた心をやさしく、開いてくれるのか、本当は知らなかったんだろう。 *1 “にこにこ顔 しかめっ面 君はお天気屋さん 笑顔がほしい 僕のこころ いつでも君のもの” “猫の目 君の顔 くるくる変わるたび …

ポコちゃん18歳

帰宅すると自宅の前に軽自動車が停まっていて、車内には案の定ポコちゃんがいた。 車窓を開いて「サワラもち、持ってきましたよ」と袋を渡そうとする。 あがってかない? hirofmixさんの部屋汚いから遠慮します。それにあたしが家に入ったら絶対押し倒そうと…

夜叉丸くんのこと

今日は午後になって、夜叉丸くんが来た。僕が世界の中心だとしたら、その半径5km以内において夜叉丸くんは間違いなく世界トップクラスの映像作家、そして瀕死のギタリストである。「出来たよ出来たよ、ミュージカルのDVDが出来たよ。ワンワン」 彼へのねぎら…

あなたはどんな約束を交わしていますか

自分自身に交わす約束を、ほぼ毎日のように反故にしてしまう。そんな毎日である。時に朝の目覚めは残酷である。 けれども、とりあえず一歩でも前へと踏み出せるよう、破れそうな約束を自分自身と交わすのを、止めてしまわないように、忘れてしまわないように…

菊地成孔「粋な夜電波」

いまのTBSラジオで最強のパーソナリティーといえば、菊地成孔以外にありえない。以前の僕は、この人の曲にはどこかスノッブな印象があって好きになれなかったのだが(一枚だけ「南米のエリザベス・テーラー」を持っている)、彼の番組「菊地成孔の粋な夜電波…

お買い得だった「Twistin' the night away」

という訳で今宵もこうして駄文を晒すのであるが、とりあえずこのアルバムを紹介します。前情報なしで買ったCDが当たり、というのは嬉しいものです。TWISTIN’ THE NIGHT AWAYアーティスト: トータス松本出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売…

俺もブログのファンを増やしたいと思うのだよ

いきなりのことで何なのだけど、某知り合いのブログが熱い。リンクを貼るまでもないので話を先に進めるが、熱いというかほぼ毎日更新されていて、日常のことをまあよくここまで晒すものだと感心することしきりである。反応も様々耳にするが、何しろ彼ら彼女…

素敵な音楽さえあれば

新年あけまして…なんて、あれよあれよという間にもう1月も終る。時折ここをチェックしてくれる皆さん、本年2012年も変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。 なかなか気が塞いで文章など書く気持ちになれずにいたのだけど、ついさっき、ポール・マッカー…

そして深夜、瀕死のギタリストはこう言った

「ロックとは何かって? 自由ってことだよ」 直球ストレートど真ん中、そう云われて俺はほとんど虚を衝かれた心地がした。年の瀬に心洗われる言葉を聞けて嬉しかった。そうさざまぁみろ馬鹿な者ども、自由のない音楽に俺は心動かないゼ。スナフキンだってこ…

さよならぼくの子ブタちゃん

(もう結構前に書いた文章なのだけど、読み返してみて、もう晒してもいいだろうと思った。メリークリスマスイブ) 彼女はグラマラスで、鼻がペチャンコだった。その姿はぼくに、端的に言って豚を連想させた。彼女が特別デブだったという訳ではない。確かに美…