日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

土曜日のリスト

どうしても辛抱たまらなくなって、土曜日の朝には札幌で目覚めていたのだった。
旭川に停めた車の中に置き忘れた携帯電話が、札幌に住まう友達の誰にも言わず誰にも言えず来訪したその言い訳になるかもとも考えたが、こうした人見知りとも不人情ともいえる態度は、改めようにもなかなか治らない。
そうして、午後から当然のように札幌ピヴォ7階8階にあるタワーレコードに足を運ぶ。店内に入ってからの1時間あまりは至福のひと時だった。買い終えたCDを眺めながら珈琲をすする喫茶店でのひと時もまた。

雪花石膏 -ALABASTER- (CD-EXTRA仕様)

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Circulado

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ここまでは Amazon.co.jpで在庫しているCD。その他画像なしのCDが、

//www.marcribot.com/" target="_blank">■マーク・リボット「Y Los Cubanos Postizos」(アトランティック):上の画像付き2枚とこの1枚は、オーディオ評論家として最近活動著しい和田博巳氏が、ほとんど「和田博巳マガジン」と化していた最新号の季刊StereoSound別冊「BeatSounds」でお勧めしていたアーティスト。特にワールド・スタンダード以外はご本人自らがお店で聴かせてくれた二枚。いや買いますよそりゃ買いますがな。
■ウラジミール・シャフラノフ・トリオ「ホワイト・ナイツ」
//www.jazz-sawano.com/" target="_blank">(澤野商会):名盤の誉れ高い一枚。やっと入手出来ました。いや確かにいいっす。ぎりぎり甘くなくて。ジャズは歩く速度で聴けるからいいね。
■アーネムフィルハーモニー交響楽団マルティンジークハルト指揮「マーラー 交響曲第6番イ短調『悲劇的』」
//www.octavia.co.jp/" target="_blank">(エクストン/オクタヴィア・レコード):優秀録音盤として最近ステレオ雑誌でよく見るタイトル。SACD二枚組3,500円ならまぁ妥当かと。
//www.naxos.co.jp/title.asp?sno=8.557587&cod=3434" target="_blank">■ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、ドミトリ・ヤブロンスキー指揮「日本作曲家選輯伊福部昭」(ナクソス):いやカッコいい目茶苦茶カッコいい。なんかもうプログレッシブ・ロックかよっていうぐらい。連想するのはストラヴィンスキーの諸作なんだろうけどいいそんなことどうだって。大体「ゴジラ」のテーマ曲で伊福部昭を知っている普通の人間におすすめできるCDってそうないぞ。“シンフォニア・タプカーラ”と“SF交響ファンタジー第1番”というあまりにもポピュラーな作品をちゃんと押さえたこのCDが800円台で買えてしまうのだから素晴らしすぎるナクソスシリーズ。俺は他にもナクソスシリーズで武満徹メシアン持ってる。安いしセレクトが面白いし。これからもしばらくお世話になりますはい。

…という訳で、しめて15,000円弱。人から見れば無駄金使いに見えるんだろうけど、無論それは間違いだ俺的には。それ以外に無駄金はいっぱい使っている、特にここ札幌では(T_T)。