日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

最近の「あたり」

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番・第13番・第14番

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番・第13番・第14番


ボーナスが出たのをいいことにまたぞろ「大人買い」してしまった。ポスフール北見三階玉光堂北見店に足を踏み入れた当初は多少我慢していたのだが……
某嬢の薦めによりモーツアルトピアノソナタを探していたのだが、思ったより数が少なかった。グールドを買おうかとも思ったのだがまずはオーソドックスな演奏を…と思って買ったのがアルフレッド・ブレンデルの一枚。いや、まずは素晴らしいです。曲が良いのか演奏が良いのか両方素晴らしいのかはおれには全然わかりませんが、いいんですってば。まず一曲目の「ピアノソナタ第12番ヘ長調 K.332」が素晴らしい。途中短調に変わって疾走度が増すあたりがかなりかっこいい。木立が並ぶ初冬の小道を走りだすような爽快感(ってそれは何だろう。浮かび上がった映像をそのまま書いただけなんだけど)。どうもこのブレンデルさん相当の有名ピアニストらしいんですが初めて聴きました。やるなブレンデル


ザ・スピリット・ミュージック・ジャミア

ザ・スピリット・ミュージック・ジャミア


こちらは前回「永遠のモータウン」でも書いたミシェル・ンデゲオチェロがプロデュースした新しいアルバム。「永遠の…」を見る前に季刊ステレオ・サウンド誌で和田博巳氏が褒めていたので買ったんですがこれはあたり。現代のジャズ、アグレッシブでありながらやたらポップというところがかなり嬉しい出来の一枚。ちょっと彼女の他のアルバムも聴いてみたいかな、と思っております。
ちなみに最近買ったアグレッシブな現代ジャズ(しかし今いちパッとしないネーミングだなこれ)を並べてみますと。

ザ・スピリット・ミュージック・ジャミア インディラ 南米のエリザベス・テーラー(DVD付)

菊地成孔「南米のエリザベス・テーラー」はタイトルにかなり期待させるものがあったんだけど、音の方は今ひとつピンと来なかった、何か韜晦がすぎる気がして(まぁ京マチ子をタイトルにした曲を持ってくるあたりが何ともいえず意識的なんだろうけど。それとジャズにとってのハープの存在の言及していたけど、ブルーノートから「イン・ア・マイナー・グルーヴ」という女性ハープ演奏家のアルバムがありますので念の為)。これならマイエル・ケインの「インディラ」の方がおれには数倍カッコいい。で、ミシェルのアルバムにも参加してるんですなマイケル・ケイン。何だか納得させるものがあるな。「インディラ」よりもポップなのが「ザ・スピリット・ミュージック・ジャミア」ってところか。
まぁ比較論でしかないんで怒らないで下さいね♪