日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

スコット・ケルビー「マッキントッシュ その赤裸々な真実!」
著者=Scott Kelby 原題=Macintosh...The Naked Truth
訳=大谷和利 絵=藤原鉄頭
出版=(株)毎日コミュニケーションズ ISBN=4839909954
価格1,580円+Tax 旭川富貴堂 MEGA で購入。
紙質が安い。誤字脱字が目立つ。注釈記号があるのに注釈がない。文章が重複している。他色々不備の目立つ一冊だったりするが、訳の大谷和利が「訳さずにはいられなかった本」とあとがきに書いているぐらいだから、多分エキサイトの web 翻訳を見直す暇がなかったのだろう(嘘だってば)。それぐらい超特急で翻訳したのではないか、と云いたくなるほど勢いのある本である。ニール・ケアリー・シリーズの翻訳家に見習ってほしいぐらいである(早くしねぇとウィンズロウの本書店から消えるぞ)。
これはスコット・ケルビーという、Mac にその人生を費やした(そして今も費やしている)男による伝導の書である。Mac user として生きていく事とはどういう事なのか(量販店でアクセサリー類が買えない、店内の Mac コーナーがどこにあるかわからない、そもそも店員が Mac を知らない等々など)何故我々は Mac に、Apple に魅かれるのか(洗練されたデザイン、メンテナンス&トラブルフリー、使い心地の良いユーザインタフェイス等々など)、Apple 社にとって我々マカーとは何なのか(ユーザこそが Apple 社の無形財産である等々など)…まさに Mac Geek(=マックおたく) から Mac user に贈られた与太話満載の福音書である。この本をあたしのようなマカーが読むと「ああ! 俺が Mac を選んだのは間違えじゃなかった!」という強い気持ちにさせられます(笑)。
(ちょっと言葉が足りないのだが時間切れ)