日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

ほら見ろ言ってたとおりじゃない

■「WinnyはCDの売上を下げてない?」slashdot.jp
■「モバイル社会研:Winnyで売り上げ下がらず? 研究成果発表」MSN-Mainichi INTERACTIVE カバーストーリー
毎日新聞からの引用

調査はオリコン売り上げ上位30枚のアルバムとWinnyのダウンロード数をプロット。CDの売り上げが増えるほど、ダウンロード数も増えるという関係がわかった。これはダウンロードで売り上げが増えるわけでなく、人気があるからダウンロードが増えると推定される。
 このため、ダウンロード数が売り上げに及ぼす効果を操作変数法を使って分離した。ダウンロード数の係数が有意に負になっていれば、CD売り上げ減少になっているが、推定値は0.879であり、両者の関係は見出せなかったという。
 また、学生500人にアンケート調査を行い、1年に買うCD枚数を調査したところ、Winnyを使用前と使用後でも購入枚数に差がなかった。田中助教授は、「オリジナルがほしい人はコピーの有無にかかわらず購入し、コピーを利用する人はコピーを禁止されても購入するわけではない。両者の需要が違うため、影響はないのではないか」と分析した。

思っていたとおりの結果である。Winnyでのダウンロードなど「とりあえず聴いてみようか」程度だから「CDの売り上げが増えるほど、ダウンロード数も増える」のだし「コピーを利用する人はコピーを禁止されても購入するわけではない」のだ。この分析結果をレコード協会やらJASRACやらがどう反応するのか今から楽しみである。もう言っちゃあ悪いけど「ざまぁみろ」てなものである。そりゃこの結果を持ってWinnyなんかでの違法コピーが容認される訳じゃないのは論を待たないけどね。
結局買わせたくなるだけの商品=音楽を作ってないって事じゃない。顔の見えない「マス」向けの曲ばっかり作るからこうなるのじゃ。お客さん大事にしてよね。