日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

like a tiny prayer

相手に対する思いというのは「祈り」に近いものがある。伝わり難い、と思う相手であれば、思いはますます「祈り」に近づいていく。
「叶わなくて当たり前」と思っても伝えなくてはならない、と思う時もある。伝えようとする側にしてみれば口にするだけでもしんどい作業だし、当の相手だってもしかしたら聞きたくもない話だったりして、これまたしんどい状況が生まれたりもする。
それでも、誰かが俺に何事かを伝えようとする時、それが俺にとって間違えているように思えても、誰かが俺に伝えようとしているその気持ちだけでも理解しよう、そういう心持ちを失わないでいたい。それこそそう願っている。誰かの「祈り」をふいにすることは、出来る限りしないように。
あなたの思いが、いつか相手に伝わるように。


RとLの発音が下手な人にとって、だから俺にとっては、祈りとは役者のことである。役者は舞台でその世界を現出せしめようと身体を使って祈り続ける人なのだ、遊びながら、ね。