日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

にほんごのひっぷ・ほっぷ

 またも中古CDを買ってしまった。しまったのだが、今回はちょっとした“冒険”を試みた。大したことじゃない、今まで避けていた日本語のヒップ・ホップを聞いてみようじゃないか、というささやかな“冒険”である。hirofmix meets Japanese Hip-Hop、ということで。

ケツノポリス4

ケツノポリス4

グレイゾーン

グレイゾーン

 邦楽洋楽に限らず、ヒップ・ホップは不得意だった。何度か挑戦しては敗北を喫してもいた。とはいえケツメイシぐらいは今どきの流行りなので耳にしたことはあったし、実際このアルバムの「ドライブ」とか「君にBUMP」なんかはわりと好きだったりした。
 しかし「グレイゾーン」を聴いた後ではもう決定的にライムスターに軍配を上げざるを得ません。すでに2回通して聴いてしまったし、勿論iPodにもぶち込んだ。「グレイゾーン」を聴いた後では正直、ケツメイシの楽曲がただの“歌もの”にしか聞こえて来ないのである(いやそれが悪いって意味じゃあないんだけどさ)。それぐらいにこのアルバムから聞こえたライムスターの言葉は強かった。

 これは・すごく・いいアルバムです。
 正直脱帽しました。日本語の言葉がこれほど音楽に、リズムにカッコよく乗るものとは。小生、ヒップ・ホップに開眼させられたのでしょうか(いやーどうだろ)、他のアルバムも聞きたくて仕方ありません。そして何よりも、久しぶりに“ロック”を感じさせるアルバムを聴かせていただきました。


 ということで、それでは最後に、二つの“日本語のロック”が邂逅した映像をお楽しみ下さい。
 謹んでお悔やみ申し上げます。Play it LOUD!!