日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

忌野清志郎さんが亡くなられましたね

 自分にとって特別なアーティストではなかったけれど、人並みに「トランジスタ・ラジオ」とか「雨上がりの夜空に」とかは好きだった。あと「サマー・ツアー」が好きだったけど、知っている人はいるだろうか。
 最初に聞いたアルバムは「PLEASE」だったはずで、同じ部活のタチバナ君から借りてテープに録音して聴いた。確か高校2年の時だったから、この頃は「PLEASE」よりも大瀧詠一の「A LONG VACATION」の方が自分には衝撃的だった。
 それなのにふと、今でも「ダーリン・ミシン」や「モーニング・コールをよろしく」、「ぼくはタオル」「いい事ばかりは ありゃしない」、そして「体操しようよ」のワンフレーズを思い出すことがある。今書きながら「A LONG VACATION」にはあまり、こういったことがない事に気がついた。
 その後に聴いたのは「the TEARS OF a CLOWN」「COVERS」、そして初ソロアルバムの「RAZOR SHARP」に「The TIMERS「HIS」。これですべてだ。CDで持っているのは「COVERS」「The TIMERS「HIS」の3枚。どれも中古で買った。


 彼が死んだと知って一番最初に思い出しのは、やはり、この“事件”だった。

 たまたまこの番組は生で見ていたのだが、帰省中にネットで見直して大笑いしていたら、父親にも母親にも呆れられてしまった。社会批判や政治批判以上に、これ以上の“反体制”はないよな、と馬鹿笑いしながら思った。
 あと、ここしばらく清志郎のことを書き続けている仲俣暁生氏のブログで教えられたこの映像も、素晴しい。本当にここに「少年のまま大人になった」人がいる。