日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

わたしのアイドル

ロンリー・ガール(紙ジャケット仕様)

ロンリー・ガール(紙ジャケット仕様)

知る人ぞ知る……なのかしら。ジャズを聴きはじめた頃、何もわからずに“それらしい”女性ジャズヴォーカルを探していた時に見つけたのが、このジュリー・ロンドン。ジャズというよりポップスなんだけどね、50年代当時なんてジャズなんて立派なポップスですから、こーいう見た目重視な女性ヴォーカルがおられたのですね。一番最初に買ったCDは「ユア・ナンバー・プリーズ」だったんですが、オーケストラをバックに歌うそちらと違い「ロンリー・ガール」はギター一本とジュリー・ロンドンのみ。しっとりとしたハスキーヴォイスが暗い部屋に流れると、かなり癒されてしまいます。
淋しさにまかせてスイッチを入れたラヂオから流れてくるような、そんな曲が収められたアルバムです。小さな音で、そっと聴いていたいですね。