日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

またテレビドラマから逃げた

夕食のカレーライス(レトルトカレーに、炒めたベーコンとピーマンを混ぜた)を食べながらテレビを見ていると、噂に聞いていた新しい番組「ホームドラマ!」が始まった。ドラマと言えばTBSと呼ばれていたぐらいだから、面白いのだろうか…と、冒頭のシーンを眺めていた。
「僕たちは、少し前まで、他人だった」とか何とかいう堂本君の台詞につられて続きを見ていると、舞台は何故かタイに飛ぶ。アンコールワット観光へ向かうバス。その中には先程の冒頭シーンで、いかにも“ホームドラマ”っぽい会話を交わしていた人たちが乗車している。観光を終えてバスは、予定のコースとは違う場所へと向かう。そしてブレーキの音、破壊音、横転するバス…おいらはテレビを消した。
たかがドラマである。本当に、たかがドラマなのに、こういったシーンの後を見続ける事が出来ない。もう昔からずっとそうなのだ。何か人間的葛藤がありそうだとわかると、実写だろうがアニメだろうがまず見ない。その葛藤に身を置きたくないのだ。それさえ我慢出来れば、きっと“感動”出来るに違いなかろうに。いたましい気もする。