日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

久しぶりに古内東子を聴いた

アワーグラス
いやー、どう考えてもおいらのコレクションにはそぐわない古内東子なんですが、昔々あるところに(同郷なんですが)牛飼いDJがおりまして(今でもいますが)、彼とその女友達(今は釧路に行ってしまった)が一時期この古内を異常に聴きまくっておりまして、当時おいらとその二人で「こんな感じのオリジナル曲作りたーい!」と盛り上がった時期があったですよ。んで、歌詞はその女友達が書きーの、おいらが古内の曲聴きながらぱくりっぽいメロディーつけーの……で、案の定、完成しませんでしたが(笑)。
当時はそう本腰入れて聴いていなかったんだけど、今日車ん中で聴いてみるとなかなか(というかかなり)聴きやすくって、気がついたらずーっと流れっぱなしになってました。ある種の懐かしさを感じながら。
この頃すでに Cocco椎名林檎なんかも耳にしてはいて(おいらは当時 Cocco の“強く儚い者たち”にかなりやられていた)、今だとこの二人の方がより多く語られていると思うのですが(最近 Cocco は“復活”したしね)、この二人に比べると、古内の歌詞に出てくる女性像の方が、いかにも“女の子”っぽい。おいらみたいな普通の男にも了解しやすい女性像がそこにあったりする。まるで松任谷由実を聴くようなある種の懐かしさを覚えましたね。Cocco椎名林檎になると、ある種の断絶感を強く感じたりするんですけどね。“男”としてはその断絶感の認識が大切だ、というとらえ方はあるだろうけど、どっちが今のおいらの耳に優しいかといえば、圧倒的に古内先生だねえ(笑)。ちょっと、しばらく聴いてみましょうかね、車ん中で。