日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」グレン・グールド

ゴールドベルグ変奏曲ジャケットいやぁ、もうかなりやられましたこの CD には。グレン・グールドのこの演奏ぐらい“ソリッド”な音はないんじゃないかまったく。注釈なし装飾皆無のまっさらな“音”だけがメロディーを叩きつけてくる。どうしてこんな演奏が出来るのかグールド。最初に聴いた曲の演奏が、他の奏者の演奏よりも耳に残ってしまうというのはよくある話だけど、まったくグールドの演奏は、聴いてしまうと「これがオリジナル!」と思わせてしまう説得力ある演奏である。他のアルバムも買わなくてはいずれ。