日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

『ザ・シムズ』を自己表現ツールに:アルバム機能で物語を創作(Hot Wired)

高スペックを要求するという『ザ・シムズ』(日本版名称:シムピープル)ですが、なるほどね。こういう使い方があるんだな。

他のプレイヤーたちもさまざまな物語を披露している。若い女性が薬物中毒から立ち直る話、白人の家族がアフリカ系米国人の女の子を養女にした話、そしてもちろん、貧しい少女が裕福な男性と恋に落ちる話などだ。(中略)
ライト氏にとってとくに印象的だったアルバムは、虐待を伴う人間関係の中にあったある女性が、どうやってその状況から最終的に抜け出したかを綴ったものだという。
『シムズ・エクスチェンジ』で「abuse」(虐待)という単語を検索すると、『ザ・シムズ』のアルバムが治療ツールとして一般的になっていることがわかる。全部で60を超える数のアルバムが虐待の問題を扱っているのだ。

自分がしたくとも出来ないこと、出来なかったことを体験するやや逃避的な遊び方が、思いがけず自らを見つめ直すツールになっているというのは興味深い。人生をシミュレートするこのゲームらしい“遊び方”だよな。