日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

幸せの予感/with a little lack.

久しぶりの休日、しかも三連休である。本当は、休日出勤して片づけなくちゃならない仕事があるのだけど、申し訳ない、その肩の荷は職場のロッカーに投げ捨ててきた。
珈琲を淹れて、本当に久しぶりにK.J.langのアルバム"Hymns of the 49th Parallel"を聴くことが出来た。アルバムを手にして「ああ、今日はこのアルバムが聴ける」と思えた瞬間は本当に嬉しかった。それほどまでに忙しかったのだ、はた目には暇そうに見えても。
休日の土曜日の朝は、幸せの予感が朝靄のように漂っている。そして今は特別、幸せを待つ身である。鈴木博文「幸せなきみを」という静かな言葉で俺の土曜日に花を添えてくれた。
 幸せなきみを見たいと思って 今コーヒーをいれる
 幸せなきみを感じたいと思って 食事をする
 幸せなきみに触れたいと思って 朝起きると
 大きな背中でトーストを焼いている
 白い壁にもたれて 傾いてゆく船のように
 また眠る 次は本当に起きるだろうと
この、ささやかな瞬間のつながりが、いつまでも続けば良いのに…


俺はジョン・レノン派ではないのだが、*1このジャケットだけはやはり素晴らしいと思う。特に今日みたいな朝は。
ジャケットだけでも知らぬ人のないジョンのアルバム"Double Fantasy"を顔に当てはめたこの写真はFlickr"LP Portraits"グループ、と云うかシリーズの一枚である。この気の利いた遊びを教えてくれたのはいつもお世話になっているid:yomoyomoさん「■ジャケ写を顔にあてはめるFlickrのLP portraitsシリーズ」。いやー、うっとりするわ。以前佐呂間で見せてもらったあの恋人同士の写真に匹敵する。

*1:彼は世界を変えただけの声を持つ名ヴォーカリストなのだから、聖人君子なんてタグをつけて崇めるのは止めていただきたい。彼だってただのジョン・レノンでいたかっただろうに。