日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

でも「もてない男」の著者近影はわりとカッコ良かったよ

小谷野敦さん、*1ご結婚おめでとうございます。
向かうところ敵なし、というか向かうところ敵ばかりの猫猫先生*2が大学院生とご結婚とのこと。いくつ違うんだ一体。気がついて見てみるとこの話題、はてな界隈でそれなりの盛り上がりを見せておりましたね。そりゃ非モテの先頭切っているような人*3だったから色々と多方面に衝撃があったでしょう。とはいえ小谷野氏もたぶんお好きだろう橋本治は「前言は翻すためにある」と言っている。いい言葉だよな。
ほぼ同年代といっていい小谷野氏の本はいくつか読んでいるが、俺が彼の文章にシンパシーをもっているのは、同じように呉智英の影響を受けているのが見て取れるからだろう。私は呉智英の考え方の底辺にある朗らかな常識が好きだ。
…やっぱり、読まなきゃならないかな。評判良いようだし(痛そうだ)。

悲望

悲望


早々に白旗を揚げるようでは恋などできまい。

*1:そういえば小生が加筆したはてなダイアリキーワード「小林信彦」の一文に「(小林信彦が)芥川賞直木賞のどちらにもノミネートされるのも珍しいが、どちらも受賞していないのはさらに珍しい」と書いたのだが、その誤認を作家名を列記して記載していたのがこの小谷野氏ご本人と知ってかなり驚いた。

*2:氏のブログ「猫を償うに猫をもってせよ」のタイトルの謂れを探していたのだがまさか「のらくろ」だったとは…泣ける。

*3:今ならさしづめ「電波男」の本田透氏なのか(未読)。