日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

ムーンライダーズはどうしたのだ

先週の土曜日に放送されたTBSラヂオ"文化系トークラジオ Life"のテーマは「自分だけの青春ベストソング」ということで、一週間遅れでポッドキャスト版を聞いたのだが何故ムーンライダーズが出て来ないのだ。

自意識過剰気味の文化系ならではの、例えばクラスの中で自分しか知ってる人がいなかったあのアーティスト、
ブレイクする前から聴いていたあのバンド、これを聴いてる自分はカッコイイと思い込んでいたあの曲、
あの曲を聴いて文化系をこじらせてしまった、あのバンドの影響でトンデモない格好をしていた、
誰が何と言おうとこれは本当に名曲なんだよう!というようなとっておきの青春の1曲を教えてください。
【文化系トークラジオ Life「自分だけの青春ベストソング」紹介より】

「ブレイクする前から聴いていた」という部分だけは該当しないがこれぐらいムーンライダーズにぴったりの言葉はないではないか。仕方がない、慎んでわたしが「自分だけの青春ベストソング」をここに紹介しよう。

 君のこと何も知らないよ 君の事すべて感じてる good day good night good day
 君の事いつも見つめてて 君の事何も見ていない one day one night one day
 ガラスみたいに透明で フィルムみたいに泳いでる
  everything is nothing everything で nothing everything is nothing 九月の海はクラゲの海


 僕の事何も話さずに 僕の事全部伝えたい I want You want I want
 あまりにも君が気になって その癖にいつも傷つける I don't You don't I don't
 大人みたいに愛しても 子どもみたいに許したい
  everything is nothing everything で nothing everything is nothing 九月の海はクラゲの海


 ガラスみたいに突き刺して フィルムみたいに忘れない
  everything is nothing everything で nothing everything is nothing 九月の海はクラゲの海
  everything is nothing everything で nothing everything is nothing 僕らの海はクラゲの海


 君のこと何も知らないよ 君の事すべて感じてる good day good night good day
 君の事いつも見つめてて 君の事何も見ていない one day one night one day......


『九月の海はクラゲの海』作詞:サエキけんぞう 作曲:岡田徹 歌:ムーンライダーズ

この曲をラブソングだと思っていた21歳のわたしは、でもそれが文化系男子のひとりよがりでしかないということを、おそらくはわかっていた。*1

DON’T TRUST OVER THIRTY(紙)

DON’T TRUST OVER THIRTY(紙)

*1:Merry X'mas and happy new year for old lover that I never meet again. I hope you to meet again in the dream that I will see in my last day. Thanks & sorry a lot. I loved you.