日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

白旗あげて

久しぶりに家にいる土曜日。身体がだるくてたまらない。ここ二三週間の疲れが一気に出てきたようにも思える。昨晩は送別会で、酒に弱くなった事も実感させられた。
いま部屋の中には洗濯物があふれ、洗っていない食器群が小さな流しを充たしている。だのに何も手に付けられない。ため息のようにしか息を吐けない。
とりあえず珈琲を飲みつつ、事態の進展を見守るぐらいしかやりようがない。おれが見守っていては事態は進展しないのだが。
こういう時には小説でも読むしかないのかも知れない。さっききまぐれに昔読んだ小林信彦の「世界でいちばん熱い島」を読んでみたのだが、以前読んだ時とは異なる感触を得た。安心して読書出来る気分でいたなら、読み進めていたかも知れないが。