日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

「音楽が好きだからこういうことができる」

さらに、iTunes Music Storeのみでダウンロードできる限定トラックやビデオ付きのアルバムも用意。アルバムの楽曲をまるごと購入すると、ファンには嬉しいおまけがついてくるしくみだ。ウルフルズやB'Z、ローリングストーンズの完全コレクションなど有名アーティストのレア曲などを集めたことについて「音楽が好きだからこういうことができる」ジョブズ氏はアピールした。
製品解説に関する情報 - ZDNet Japanより引用

「音楽が好きだからこういうことができる」と自社のサービスについて言い切れる日本の音楽配信サイトがいたのだろうか(いやいまい)。ひとつひとつ数えていけば、moraなりオリコンにも、iTMS以上のサービスがあるのはまず間違いがない。iTMSが100万曲の在庫を誇るとはいえ、日本のアーティスト収録数はまだまだ少ない。この点(例えば)moraなんかかなりいー感じの品揃えがある(ちゃんと「恋のマヒマヒ」だってあるし)。もちろんiTMSなんかiPodにしか曲を転送出来ない(ダウンロードしたファイルを更にmp3に変換するとかなら別だが)。にも関わらずiTMSの方が断然使ってて楽しいという消費者の決定(何せ4日間でご祝儀があるとはいえ100万曲ダウンロードなのだから)を、iTMSを迎え撃つつもりだった日本の音楽配信サイトは、どのように考えているのだろうか。
こういった事は著作権とか何とか、そういったなんにも難しい話ではなくて、商いのあり方の問題だと思う。やっぱりそもそも売る気がなかったんだと思う、日本の音楽配信サイトは。
日本の企業は大きくなればなるほど役所みたいになっていく。役所勤めのおれが言うのも何だが。


ちなみに上の画像は1024×720だかのデスクトップサイズになっています(ようはデスクトップピクチャです。ウィンでいうところの壁紙)。記念にどうぞ(画像をクリックしたらいいっす)。