日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

マイ「柱上トランス」

はてなダイアリー「オーディオ好きなキッズヲタの日記」2月16日に、あのマイ「柱上トランス」の話が出ていた。おおー知っている人は知っているのねやっぱり。これは最近オーディオ誌「季刊オーディオアクセサリー」などで田中伊佐賀氏氏が精力的にレポートしているマイ「柱上トランス」の話である。
何の話だかわからないと思うので説明すると、道路の電柱の上に設置してあるバケツみたいな奴、あれが各家庭に100(家庭によっては200)V電源を供給している「柱上トランス」なのだが、その共有されている「柱上トランス」とは別に、オーディオ専用のマイ「柱上トランス」を設置し、そこからオーディオシステムへ一気に電源供給してしまおうという、個人が出来うるほとんど究極の電源対策である。あとは発電所作るしかない(笑)。
何故そのような暴挙に出るのか、それはひとえに“良い音を得るため”である。
このマイ「柱上トランス」の工事を行う、現在のところ唯一だろう出水電器は、自社のリスニングリームでその対策を施したという。その音の変化は専門業者たる彼ら自身でも衝撃だったようだ。その言葉を「季刊オーディオアクセサリー」から引用すると「まるで乾電池を電源にしたような静けさの中から浮かび上がる、圧倒的な力量感」(乾電池は外部との接触がないためその分雑音が生じないため、いわゆるS/N比が高いといわれる)。そして「配電盤からオーディオルームまでの専用回線を1とすると、電柱からケーブルを引き込んでオーディオ専用分電盤を設置するのが10。専用柱上トランスはズバリ100」。
ここまで魅惑的な言葉を連ねられて夢を見ないオーディオ好きはいないだろう。総工費100万円から工事可能というから、一軒家にお住まいのオーディオマニアなら出来ない話じゃない。何せオーディオの世界は「スピーカーセットで300万400万とかパワー&プリアンプセットで1000万とかいう金額が飛び交い即金で買う奴がいるような世界である、総工費100万円程度なら安い話だ(笑)。ついにはレポーターの田中伊佐賀氏、自宅にマイ「柱上トランス」設置を開始したという。
まぁオーディオはじめて2年ばかしのおいらには夢見る資格さえないのではないかと思われるこのマイ「柱上トランス」。まずは「出水電器」のサイトを見てみるのも一興かと、っていうかFASTのアンプほしいぞ…