埒のあかない奴ら
「歌詞サイトの印刷禁止(その13=JASRACからの第3回答)」"おかりんの「Riptide」/ウェブリブログ"より
もう典型的なお役所対応を年頭から繰り返すJASRACで、読んでると胃が固くなってくるんですがね。俺より年長なんだろうか、ただ歌詞を知りたい、そこから音楽を聴きたくなる、CDを買いたくなるというおかりんさんの、一音楽ファンの普通の感情が“著作権保護”の名目で阻害される音楽状況って、いったい何々でしょう。それが顧客サービスって奴なのかJASRAC。
こういう何でもかんでも著作権著作権となると、昔大蔵省職員だか税務署職員だかが自分の部下に云ったという「電車の窓から見える景色をよく観察するんだ。そこからどこに税をかけられるか考えてみろ」というえげつない話を思い出しますな(元データなんかねーよ)。
たぶん意図的にずれた返答を繰り返すJASRAC職員や、俺を含めた多くの役所の人間は、上からの指図があるまではどこまでも四面四角の対応しかしないだろう。「公」のものを扱う多くの職員で、自分の現場での良識的な自己判断に「お前、そんなことやって誰が責任とるんだよ?」という上司のひと言で、自分の足場を崩された経験のない人ってそういないだろうからね。この問題だって、その上司より“上”の、金と権利を持っているエライさんのひと言でドラスティックに変わる事だって十分ありえるのだ、良し悪しはともかくな。個人の出来る事なんて、ここでこうして言葉費やすぐらいしかないんだけど、それでも声は出していかなくちゃならない。
これを疲弊と言わずして何を疲弊というのやら。と、言う訳で説明してよ、JASRAC!!!