日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

この大仰さは一体なんだ

原子心母

原子心母

牛のマーク…じゃなくてジャケットでお馴染の、究極の直訳邦題アルバム「原子心母」です。音量のせいかも知らんけど、部屋中で音が鳴ってるというか、そのオーケストレーションの大仰さには腰が抜けそうになった。いやかっこいいっす。何か気がつくと5分近く目を閉じて口半開きにして音聞き入っていました。
しかし西洋人が作る楽曲の重圧感っていったいなんだろう。否定的項目としてあげてるんじゃなくて、こういう荘厳といっていい音の積み重ねは、どういった精神によるものなのだろうか。この後マーラーの「悲劇的」も聴いたのだけど、逆の問い方をすれば、どうして非西欧圏にはこういう音が生まれなかったのだろう。やっぱりそこには宗教があるのだろうかね。