日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

また散財する

今日から新しい事務所で働く hirofmix ですいや先週は散々な週ではあった。それでも息してる毎日。
日曜日にしんぼうたまらず旭川へ行く。戦利品は次のとおり。
「新装版 現代詩の鑑賞101」大岡信編:新書館:定価1,400円+TAX
 近ごろ詩づいています。でも知ってるのって谷川俊太郎ぐらいなんで、まこれはまずかろうと買ったのがこの本。現代詩、おおむね戦後すぐから現在までの現代詩人の代表的な詩をまとめております。しかし茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」は素敵な詩だ。女性なら誰でも、自分の人生の時の中でそんな自分を大切に、誰にも話さないままで、おぼえているのだろう。この詩を読んでいると、白黒のフランス映画でも観ているような気持ちになる。詩だけで喰えている詩人は谷川俊太郎茨木のり子だけと言われているが、むべなるかな。
「おいしいコーヒーをいれるために」中川ちえ著:メディア・ファクトリー:定価1,100円+TAX
 この本は帯が素敵だ。表紙の四分の三が、お湯を吸い込んで膨らんだコーヒー豆の接写で、見ていると入れ立てのコーヒーの匂いまでしてきそうだ。そこに「新鮮な豆を、そのつど挽いて、飲む分だけいれる」と美味しいコーヒーの入れ方の神髄が書いてある。この方もおいらと同じ KONO の円錐ドリッパー使ってますねー。
「ワールド・ムック378 タイニーハウス 小さな家が思想を持った。 LIVING SPHERES Vol.8」
 レスター・ウォーカー著:玉井一匡、山本草介共訳:株式会社ワールドフォトプレス1,524円+TAX
 四畳半、八畳ぐらいしかないような、アメリカの小さな家ばかりを集めて紹介したムック本。これらの小さな家に惹かれるのは、やはりひきこもり系といえるのかも知れません(笑)。心洗われる、いい写真集です。