日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

「HERE TODAY」を聴いて泣け!

コレクターズ HERE TODAYカーネーション Boobyヒックスヴィル Sunset Blvd
紋別TSUTAYA でもたまにいいことがありますな。御役御免となった貸 CD の中古販売物三枚をゲットしました(だって三枚で1,200円なんだぜ)。左から THE COLLECTORS "HERE TODAY"、The CARNATION "booby"、HICKSVILLE "Sunset Blvd."。さっそく iPod にぶちこんで聴いておるんですが。憶病者のわたし故、新譜の時に買わないで本当にすみません。特に THE COLLECTORS "HERE TODAY"!!! もう本当に本当に申し訳ありません。FM ラヂオで「嘆きのロミオ」聴いた時にすぐ買えば良かったです。序章の後の3曲「嘆きのロミオ」「TOUGH」「TEENAGE FRANKENSTEIN」の流れにはかなりやられました。涙腺が緩んでドライブの運転に支障を来しております。特に「TOUGH」がよろしい。

なぜだい 変だぜ 流行の靴履いたのに どうも似合わない 照れくさくて笑いだす
こんな調子さ 一事が万事 New Life New Mode 追いかけるたび いつもクラクラ
No! No! No!

好きなこと好きなだけ 好きならずっと好きにやれ
ピンクの髪も今日は ちょっと時代遅れ
誰の真似してみても 誰にもなれないから
Yeah! Yeah! Yeah!  Yeah! Yeah! Yeah!
タフに行こうぜ Born To Be Tough!

なぜだい 夕べも 甘い約束したばかり どこだい どこにいる? 2時間待っても来ない
いつもそうさ 情けないけど これが最後と 時計はずして 君を待ってる
No! No! No!

好きなもの好きなひと 好きならずっと好きになれ
二度と戻らない 夏の真ん中さ
だめになって砕け散って 涙枯れ果て死んでも
Yeah! Yeah! Yeah!  Yeah! Yeah! Yeah!
タフに行こうぜ Born To Be Tough!

みんなねむってる 星がきらめく夜に 誰か泣いている 膝を抱えてふるえてる
いつも世界はくり返すだけ 何も変わらない だから自分を変えてみるのさ
Yes! Yes! Yes!

好きなこと好きなだけ 好きならずっと好きにやれ
やがて青空に 鳥もはばたくさ
だから生きていくのさ 生きるために生きるのさ
Yeah! Yeah! Yeah!  Yeah! Yeah! Yeah!
タフに行こうぜ Born To Be Tough!

まぁ書いてしまうと他愛のないといえば他愛のない歌詞になっちゃうんですがね。メロディーがついて歌い出されると、文字がメッセージとなって胸をわしづかみにしてくれます。ああ日本語のロックを聴けて本当に良かった。
この歌詞もそうなんですが、どの曲の歌詞も、何というんだろう、喚起するイメージがイギリスの(音がそうだからねー)青春映画のようです。抽象度が高いというか、ある種“翻訳調”というんだろうか。
言ってしまえば「青臭い」歌なのだけど、40歳を超えようと言う十分じじむさい男達が歌う青臭さは、回顧しているようでしていない。たとえばこの歌詞の若い主人公とコレクターズ自身はイコールでつながっているけど、そんな主人公を俯瞰してる自分もいる訳で(ああ俺は何を言っているのか)。
いや久々にいい邦楽ロックを聴かせてもらいました。まだまだ聴くぜ、Bron To Be Tough!