日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

早すぎない?

ああそういえば舞城王太郎が「阿修羅ガール」で三島由紀夫賞とったようです(といってもおいらは処女作「煙か土か食い物 Smoke,Soil or Sacrifices」しか読んでないが。あれは面白かった、破綻しまくってて)。読んでないけど早すぎないかその受賞は(大きなお世話だ)。「熊の場所」とか純文学系で作品発表しだしたのは、あの文体からいって、方向として悪くないと思っていたけど(大体どうなのだろう「阿修羅ガール」ってーのも。いやいいんだが)。しかし筒井先生の選評「多くの難をかかえている作品ではあったが一番に推した。難のひとつはあまり面白くないことで、エンターテインメントとしてはさらに面白くないことになるが、ホラーとしてはなかなか怖い部分もあり、文学としては新鮮に思えた」っていうのはすごいな。受賞おめでとうございます(とってつけた)。