日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

Hello, new world!

拝啓 お元気ですか。いかがお過ごしでしょう。ここ二三日、夏らしい日が続くようになりました。今日も閉館前の職場を裏口から外へ出た時、夏の夜らしい静かな空気を感じて、ひとり落ち着きを取り戻しました。
 そんな時に「ちょうど波のようにさよならが来ました」という歌詞が頭の中で鳴り響いていたのです。

 いまこうして聴いてみると、ストリングスのアレンジが甘く感じられてなりません。この曲をはじめて耳にした時は、もっとかそけくて、でも芯の硬い音に聞こえていたはずなのに。こんなはずじゃないのに、と今も聴きながら思っているのだけど、同じ曲を聴いても心に響いている音はひとそれぞれ、その音を聞いた時によっても違う面持ちを見せるものなんですね。そしてそうであっても、やはりこの曲はわたしにとって佳曲のひとつです。