日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

「涼宮ハルヒの憂鬱」が置いてない図書館

*人類の叡智の宝庫、世界中の美しい図書館20/そんなあなたに
「知の宝庫」と呼ぶにふさわしい世界の図書館・図書室の数々をご覧下さい。写真から激しく古書の匂いがしてきます。間違ってもここで角川スニーカー文庫を探そうとは思わない(ニューヨーク市立図書館ならあるかも知れない)。大体、これら中世やルネサンスの頃に建てられただろう図書館・図書室には、選ばれた階層の人間しか入れなかったろう。そもそも識字率など一桁だったに違いない。これらの荘厳な建物と見上げるばかりの知の威容は、従順な田舎から神の門に近づかんと神学校を訪れた少年に神の実在を実感させた事は想像に難くない。
人が神を生み出したことを知りながら、それでも憧れの眼差しが不在の空を見上げるとしたら、いったい人はそこに何を見ているのだろう?
…そして、見上げた書棚の先にいつか私達は天井=天上を知る。
コメントに「どうしてアレキサンドリア図書館がないんだ?」と書いてありましたが(その通りですね)、こういう画像を見ているとどうしてもこれを思い出しますね。

薔薇の名前〈上〉

薔薇の名前〈上〉

薔薇の名前〈下〉

薔薇の名前〈下〉