日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

焼肉屋・ビフォア・アフター

iLke



「合コンなんてやりまくりだったよ、NTTとか三越とか」
「そうそう、テレクラにはよく通ったんだ。出始めの頃な」
「あー確かに出会い系サイトって最初は良かったんだ」
「うふふ、22歳です」
「ちょっとぽっちゃりしてる何て云うから待ち合わせしたら大変なことになって」
「ススキノには金いくらつぎ込んだかわからないなぁ!」


「やっぱり今はフランス・ファイブでしょ」
「えーっと、それってオフィシャルサイトで扱ってたよ」
「USA musume。っていうのもあるぜ」
「やー、落としたのにさ、PAL方式だから見られないのよ」
「CD買うのって音楽聴くってんじゃなくて、既にリスペクトの意味合いの方が強いんじゃね?」
ジョーン・バエズ・コレクションっていうのもとりあえず」


どちらの会話がどうこう、という事じゃあなくて、ただ何の注釈もなしに「フランス・ファイブ」が通じる会話というのは、かなり俺にとっては楽だ。それと、後者の会話の方がマイノリティなんだということも、わかってはいる。