日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

不覚

最近落ち着きを取り戻しているような「映画評論家町山智浩アメリカ日記」の記事「ハッピー・クリスマス - 映画評論家町山智浩アメリカ日記」に、ジョンレノンの曲「Happy X'mas」のことが書かれていた。

しかも東芝EMIが初出の頃からずっとつけてた訳詞は、歌の頭にジョンとヨーコの挨拶がこう訳してあった。

ジョン 「ハッピー・クリスマス、ジョン」
ヨーコ 「ハッピー・クリスマス、ヨーコ」


これも間違い。
自分で自分にハッピー・クリスマスなんていう奴はあまりいない。
正しくは


ジョン 「ハッピー・クリスマス、ジュール」
ヨーコ 「ハッピー・クリスマス、キョーコ」


つまりジョンは、別れた妻に残した長男ジュリアン(愛称ジュール)に、
ヨーコは別れた夫が連れて逃げて行方不明になった長女キョーコに向かって言っているのだ。

うわ、ずっと気づかずにいた。ちょっと恥ずかしい。おれはポール派なんでまぁいいんだけど、ジョンのこの歌は「コールド・ターキー」と並んで好きな歌のひとつだ。不勉強極まりない。


早く寝るに限るな、うん。