日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

こころに痛い話

 *「『寂しい』という検索語で結び付く人々」HOTWIRED JAPAN

 孤独なインターネット・ユーザーは検索エンジンと仲良くなっていく。わけ知り顔のインターネット通が昔からよく言っている「『Google』(グーグル)は友達だ」という助言を真に受けたかたちだ。


 何百ものさまよえる魂がGoogleに自分の気持ちを「寂しい」(I am lonely)という言葉で打ち込んだ結果、ネット上にかりそめの自助コミュニティーが誕生した。


 自分の気持ちを検索エンジンに吐露したことで検索者たちが導かれたのは、『ムービーコーデック・コム』の「誰か寂しい私とお話しませんか?」(i am lonely will anyone speak to me)と題されたページだった。ムービーコーデック・コムは本来、デジタルビデオの愛好者向けのフォーラムだ。

googleの検索欄に「寂しい」と入力してしまう気持ちは(した事はないが)わからないでもない。というか、そういう気分に僕はずいぶんと慣れ親しんでいる。この記事の最後に紹介されている、イギリスのノッティンガムトレント大学のマーク・グリフィス教授もこう言っている。「世の中には孤独な人が大勢いる」と。別にマークに言われるまでもないんだがな。