日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

7月3日(土)に買った CD/静謐をいぶり出す音楽

デヴィッド・シルヴィアン「ブレミッシュ」

発売日 2003/10/22
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おすすめ平均
自主制作による超「俺節」...
実験的無国籍...


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ボーナスおめでとう記念 CD 購入の旅。今回は旭川をうろついてみました。行きがけに旭山動物園に向かう同僚の車を追い越したのは何だか気まずかったな(丸瀬布の道の駅に停まったら声かけられた)。
さてさて、おいらの心の師匠(と勝手に決めてる)和田博巳さんも買ってました(というか、だからおいらも買ってみた)デヴィッド・シルヴィアンの新譜です。旭川駅前通りの玉光堂で購入(品ぞろえ頑張ってます玉光堂)。ジャケットがやわらかくっていいよねー。この CD に収められている曲を、自らすすんで BGM には出来ませんねええ。そのつもりでかけても4,5分後にはスピーカーの前に座って聴いてしまう事必至。わかんない人にはどこまでもわかんないノイジーギター+ノンリズム+暗〜い声♪ という音楽なんですが(いや俺だってこの手の音楽にはうといよ)、どうしたって聞き流せません。安直にイメージを喚起する音楽ではない、何と云うか、音楽を聴いている内に、沈黙が音となっていぶり出されてくる、そんな感じの音楽です。そもそも万人向けの音楽ではないですが傑作といっていいかと思います。

The Rutles「The Rutles 四人はアイドル?」
ここから三枚は旭川マルカツデパート6階富貴堂MEGA奥にある中古レコード屋「SUN HOUSE」で購入しました。しましたが、しかしこの CD 見つけちゃったらビートルズファンは買わずにはいられないでしょう、というか買いなさい悪い事云わないから。モンティ・パイソンのメンバーが作ったビートルズのパロディバンド「ラトルズ」のアルバム。リンク先は輸入盤(やっぱりライノだよなこーゆーのは)だけど、おいらが買ったのは日本版です(どうも廃盤らしい。日本版発売元はMSI。うわここの販売リストかなり楽しい。ペチュラ・クラークだ! マーゴ・ガーヤンだ!)。

ニーナ・ナスターシャ「ラン・トゥ・ルーイン」
帯買い。という言い方はないだろうが、帯の解説とナスターシャという名前だけで買ってしまった(爆)。解説に「カントリーやフォークなどのルーツミュージックをベースに…」なんて書いてあったから、わりとオーソドックスでオーガニックなさわやか音楽を期待して買ったんですが、流れてきたのは紛れもなく夜の音楽。先の「ブレミッシュ」とは逆に聴いているとモノクロームの映像を想像してしまいます。プロデューサーがあのスティーヴ・アルビニというのも購入の決め手。

セロニアス・モンク「ミステリオーソ」
買ったのは国内盤の中古盤。いずれ買おうと思っていたセロニアス・モンク、おいらが唯一知っていたモンクの曲「In Walked Bud」が収められていたので購入。これはライブ盤でもあるんで、BGMとしても聴けそうです。

Joss Stone「The Soul Sessions」
最後は一部で評判を呼んでいる若干16歳のイギリス少女シンガーのファーストCD。買ったのはなんと旭川ドンキホーテ。当然のように輸入盤なんだけど、これ日本盤は CCCD なんだね。そっちの方先に知ってたら絶対に買わなかったろうねー。白人シンガーの癖にわりと声が黒いです。収録曲はあーた紛う事ないソウル・ミュージック。じっくり聴くも良し、台所でも、洗濯しながらでも、風呂場でも、どこでもいけます(笑)。