日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

押井守 Real

いやな夢を見た。眠気をもよおして横になったのに、しばらくして目が覚めてしまい、部屋の電気がつけっぱなしだったので起きようとしたら…まだ寝ているのだ。目の前には、見なれた目覚まし時計がある。ようするに、目を覚ました夢を見た訳だ。その事に気がついて、寝たまま隣の居間を見ると、居間の電気もついている。あああれも消さなきゃなと体を起こして立ち上がると…また寝ているのだ。何だまた夢かよと思って足下を見ると○○課長がいる。飲んだ帰りらしく顔が赤らんでいて、何故か俺の玉袋に指を這わせようとしている(そうなのだこの時おいらはノーパンだったのだ。セクシー!)。おいおい止めてくれよ、とその時また目覚まし時計が目に映る。また夢だったのだ。ああだからちゃんと起きて居間の電気消そうと今度こそ起き上がると、隣の部屋には昔別れた彼女が熟睡している。なんだいつこっちに来たんだ、どうしたらいいんだそんな風に熟睡して…で、また目覚まし時計…こんな夢を7、8回ぐらいくり返して、やっとこうしてパソコンに向かっている。で部屋の電気を消そうとすると……