日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

「ひまわり」

 先だっての金曜日、オペラ歌手中島啓江ピアニスターHIROSHIのコンサートを見ていた時に、中島がイタリアのひまわり畑を列車で通る時に、映画「ひまわり」のテーマソングをカセットで流した、という話をしていた。あの映画を観たことのある人なら、中島がそうした気持ちが良くわかるだろう。監督はヴィットリオ・デ・シーカ、主演はソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニ、音楽はヘンリー・マンシーニである。ソフィア・ローレンにとってこの映画がなかったら、その後の評価がまったく違ったのではないだろうか。*1

 昭和風に言えば「文芸大作」ってことになるだろうが、今はこういうテイストの映画ってあるのだろうか。小ぶりな作品ならいくらでもありそうだし中には傑作もあるだろうが、こういう「文芸大作」って今では成り立たなさそうな気がする。それは誰のせいでもないだろう、みんな忙しいからね。年若いユニコさんも観て下さいね、傑作ですから。それともお母様から教わったろうか?

*1:追記:そんなことはない。よく調べもしないで書いてはいけない。