日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

科学と迷妄の絶妙な着地点

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051108201.html
ある意味ロマンティックか、という印象を持ったけれど、よく考えるとなかなか興味深い。木の遺伝子に自らのDNAを移植する事が、何とはなしに「永遠の生」を約束するように思えてくるのが、今の時代の感性って奴なのだ。もちろん、その感性を俺も持っている訳だが。
単純に、自分の墓に花開く木が植わっているのは素敵な気がする。その木が美しければ、亡くなった俺を知らぬ人も、立ち止まって樹上を見上げてくれるかも知れない。そう考えるとほとんど安らぎを得てしまう。
ふと、筒井康隆の小説「佇む人」を思い出してしまった。