日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

何でも煮てしまえ!

そもそも料理を作るのは嫌いじゃない。時間と気持ちに余裕があれば、それなりの料理を作ったっていい。
しかし昼休み。職場の往復に10分を差し引けば残り50分、私に残された時間は少ない(…訳でもないがまぁ話の都合上)。おまけに何を作ればいいのかなど、汚れた台所を前にしたその瞬間までわからない(皿洗えよな)。というか、皿洗ったらもう10分マイナス残り40分。
とりあえず、煮ろ。それだ、忘れていた。まずお湯を暖めるのだ。
お湯を暖めだしたら、まずは冷蔵庫の中身を見ろ。おおキノコ、麗しのキノコ。こいつは何にでも使える。おまけにほうれん草もある。そういやこのほうれん草は100円で、最近安くなったよねーとか何とか某友人の某妻ミドリンと話したのを思い出して買ったのだった。こいつを何よりまず煮なくてはならない。
冷凍庫には賞味期限ぎりぎりにぶち込んだ豚肉。それと1パック300円ちょっとのベビーホタテ。こいつは出汁が出て美味い。おまけにおお冷凍エビまで。ぶちこめ鍋に。話はそれからだ。
そして今日のお昼のおかずは、ほうれん草としめじと豚肉、勢い余ってエビとホタテも入った炒め物と相成った。


出汁がたっぷり出ただろう煮た後の湯はどうしたのか?
捨てました、ハイ。
いつもなら何がしかのスープの元にこの出汁を注ぎ込むのだが、今回は冷たいじゃがいもスープ(ヴィシソワーズ)を予め作ってあったのだ。