日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

さようなら「プロジェクトX」

今日ではなくて昨日の夜のことなのだけど、久しぶりに NHK の「プロジェクトX」を見た。日本初の人力飛行機の完成までを描いた内容だった。見ていながら、案の定、おいらは感動していた。特に、難題だらけの人力飛行機の作成に往生する学生達に向けて語る、日本大学教授・木村秀政の言葉には。 「初めてのことに感動を持って向き合いなさい。感動のない者に進歩はない」
あなたの云うとおりだ、木村先生。感動のない者に進歩はない。

さようなら、「プロジェクトX」。
おいらは昔この番組を「サラリーマンの慰撫物語」と云った事がある。でも、もう、おいらは、人の感動を見ながら、自分のふがいない人生を慰めるような見方はしないよ。
そりゃあ、感動のある人生なんてそうそうないんだろう。でも、山下達郎も歌っているではないか。「生き続ける事の意味 それだけを待ち望んでいたい」と(「蒼茫」より)
さようなら、「プロジェクトX

ではでは。