日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

「AppleがAppleを訴える - Beatlesの管理会社はiPodにご立腹」(ZDNet PCUPdate)

そうでしたね、すっかり忘れてましたこのネタは。Apple は商標がらみで昔から悶着を起こしてるところで、この Apple という会社名についても The Beatles の版権管理会社たる Apple Corps から1989年に訴訟を起こされている。「1981年11月、アップルコンピュータとアップルコープスは、それぞれの会社の商標の利用や登録にいくつかの制限を加える秘密契約を結んだ。アップルコンピュータはこのイギリスの会社に非公開の額を支払い、世界中どこでもコンピュータ製品にアップルの名を付ける権利を得たが、音楽分野での権利はアップルコープスが保持した」が、1989年2月にアップルコープスはアップルコンピュータが商標共存の契約を破って音楽合成機能を持つ製品を流通させたと訴えた」。主にマックの MIDI 関連機能を指してのことだったが、1991年にアップルは 2千650万ドルをアップルコープスに支払っている(以上「」内の引用はオーエン・W・リンツメイヤー著アスキー出版局刊「アップル・コンフィデンシャル」より)。
元記事には「生き残っている2人のビートル、ポール・マッカートニーリンゴ・スターMacユーザーのはず」と書いているけど、こと法律関係になったらそんな事関係ないからねー。iTunes Music Store とか iPod がどこをどうして The Beatles に迷惑をかけたかといえばほとんどかけてないんだけどね、単純に法律関係だけでいえば、今回アップルコープスが訴訟を起こせば勝訴することになるのは明白でしょう。
面倒臭い世の中ね、ジョン? ではでは。