日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

エディ・ヒギンズ・トリオ「魅惑のとりこ」

魅惑のとりこ「今週の一枚」は何といってもこの「魅惑のとりこ」しかない hirofmix ですこんばんは。では基礎データ。
エディ・ヒギンズ・トリオ「魅惑のとりこ」
演奏=Eddie Higgins Trio 原題=Bewitched レーベル=ヴィーナスレコード株式会社(Venus Records,Inc.)TKCV-35523 価格3,000円(in Tax)紙ジャケット仕様 旭川玉光堂で購入。
まず一曲目「縁は異なもの〜 What A Difference A Day Made」を聴けば、Jazz の何たるかなどわからぬ内に思わず納得してしまう。何せ音が太い! 下手なロックサウンドなんか目じゃないこの音圧で勝負は決まってしまった、と言っても過言ではないのだおいらにとっては。まぁ「ハイパー・マグナム・サウンドと24KゴールドCDがドッキングして究極の音質でジャズオーディオマニアに贈る永久保存版」とか云ってるから、この音圧はテクニカルなことでしかないのかも知れないけどさ。スタンダード中心(だと思う)の選曲+ジャズ・ピアノ・トリオというデータだとムードミュージック的な音しか想像出来ないかも知れないが、このアルバムの音は、そーいう軟弱なイメージをミグ25を二機並べてジェットエンジンぶっぱなすような豪快さで吹き飛ばしてくれる。特に最後の一曲、スタンダード中のスタンダード「枯葉」の演奏! エディの演奏する超特急なピアノと連打(あの「枯葉」でピアノ“連打”ですぜ旦那)にはスピーカーから風圧を感じるぐらいだったりする(ここいらは同じエディ・ヒギンズ・トリオでも前回紹介した「懐かしのストックホルム」と違うところか。あっちのは少しスィート)。Jazz 初心者にはナイスな一枚じゃないでしょうか、甘ったるいピアノトリオのイメージ吹き飛ばすのにも。今週のヘヴィローテーション。

色々書きたい事があったが今夜はここまで。おやすみー。