日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

2003-12-05から1日間の記事一覧

いま僕は少し暗くいたい

こんばんは、と声をかけられて降り返るともう十二月だ。硝子戸の向こうには夜が、白いシーツを敷いて僕を待っている。 誰も、何も与えられない冬の夜。膝をかかえるのが精一杯の十二月。まだ何も始まっていないのに。