日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

Goodbye Blue Sky, または万事快調

 久しぶりの更新だというのに、寝不足のせいで今ひどくメランコリックだ。淋しさが胸の内にひろがっていくのを止めることが出来ない。そんな自分を抱きかかえながら生きていくのに慣れなくてはならないのだが、どうだろう。犬でも飼おうかしらん。そして早く寝るべきだ。体調が良ければ自然と気持ちも波立たずにすむだろう。身の回りと思い出の中に友達がいてくれれば死ぬ時もきっと辛くないだろうそれほどは。そんなに小馬鹿にしなくたっていいじゃないか。劇団の若手は毎週集まっては賑やかに練習を続けている。仕事は相変わらず忙しいけれど(どうしてだ)、朗らかに体を動かし台詞を口にする友人たちを見るのは精神衛生的にも大変よろしい。世界を変えたのはみんなはみ出し者なのだ。本当は一緒になってはしゃぎたいのだけれど、今年はどうもそうはいかないみたい。「いつか僕もあの輪の中に入ろう」そう思って44年が過ぎたことになる。誰のせいでもない、おおむね今のありようはすべて自分の責任である。そう“決意”することでしか人は(少なくともわたしは)先へ進めない。先に進めているのかどうかさえ怪しいのだが、それはまた別の夜の話である。そう"Goodbye Blue Sky"。そういう歌がピンク・フロイドにある。どのアルバムに収録されているのかも知らないし、それはたぶん戦争の予感を歌った曲であろうが歌詞の意味もおおよそでしかわからない。そして今の気分を問われたら万事快調。わざわざ買ってきてくれてありがとう。