日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

会話が一番の贅沢品である

 たしかに寒い日が続いていたけれど、気持ちはまだ秋、秋の終わりと強がっていた。けれどもついに雪が、正しくはみぞれが降った夜のこと。
 最初の一杯のビールがスーパードライであっても、テーブルに料理が並べられれば文句はない。どうせすぐ日本酒に移るのだし、いや本当にずいぶん久しぶりだ、こういう時間を持てるのは。

 (橋下ってあんまり好きじゃないんだよね)
 (いやよくブログに書けるわ、もし本気だったら尚更書けないわ)
 (甘えてるよ、甘えてます。ありがとう)
 (読むと頭に来るのに読んじゃうw)
 (プロダクションI.G かぁ…それは観たいかも)
 (原作が途中なのにあそこまで作ったんだから、ある意味スゴイよね)
 (いや石原さんも焦ってるんだろうねー、生き急いでるなー)


 美味しい食事と美味しいお酒とおだやかな会話、この聖なる三位一体のほかにどんな幸せが人に許されているのか、いまの俺には想像することが難しい。


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