良い仕事をしている二品にもう一品
とまぁ、"cakes"については以前 twitterでも賛意を表したが、ここヒロクロであらためて紹介したのは、こちらの楽曲が "cakes" で紹介されていたからだ。
日本以外話題沸騰? だという「江南スタイル」である。この曲を紹介する久保田信行氏のコラム「K-POPからみえるもの―もう一つのIFと新たなカ 第2回」が "cakes" に掲載されていて、その文章に感心してPVも見たのだった。まぁ自分から進んで買うことはない曲だけれど曲の終りまで飽かずに聞けるクオリティーの高い商品だと思う。いわゆるK-POPではじめて感心した曲でした。
その同じ "cakes" で藤谷千明氏が書いた「ゴールデンボンバーにみる2010年代のメディア戦略」で紹介されていたゴールデンボンバーの「女々しくて」も面白い。
いや笑った。久しぶりに笑った。すでにビジュアル系はロック以外、いやロック以上の「何か」に進化していたのは承知していたが、この音から香るフレーバーはアニソンのそれではないか。ということは思いきり歌謡曲ということになるのだが、こうしてビジュアル系とアニメの親和性の高さがまたしても証明されてしまった。やはり自分から進んで買うことはない曲だけれど曲の終りまで飽かずに聞けるクオリティーの商品だと思う。
そういえばゴールデンボンバーのPVを見ている内にこのバンドを思いだした。
youtubeっていうよりニコ動だよなゴールデンボンバーは……という訳で、こういう新たな何物かとの出会いのある "cakes" という「雑誌」に期待します。 週150円なら安いと思う、紙の雑誌も好きだけど。