日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

夜叉丸くんのこと

 今日は午後になって、夜叉丸くんが来た。僕が世界の中心だとしたら、その半径5km以内において夜叉丸くんは間違いなく世界トップクラスの映像作家、そして瀕死のギタリストである。「出来たよ出来たよ、ミュージカルのDVDが出来たよ。ワンワン」
 彼へのねぎらいは毎月29日=ニクの日の「おごり焼肉の権利」なのだが、そんな権利はすでにギリシャ国債ばりに空手形と化している。そんな僕にできるのは精々120円の紅茶をおごることぐらいである。
 紅茶缶と珈琲缶の対話。
 そんな夜叉丸くんと煙草が吸える場所で歓談している内に、話題は何故かキングクリムゾンとビリーバンバンになった。名曲「また君に恋してる」と、こちらも大名曲「ムーンチャイルド」が似すぎている件について、実地にあたっていただきたい。
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「なんでみんな気づかないんだ、信じられない。わんわん」と吠える夜叉丸くんなのだがネットの住民はそれなりに気にしていたようである。皆さんは如何だろう。
 さてそれから話題は懐かしのアメリカンロックバンドのボストンに変わった。いや何年ぶりに思い出したろう。夜叉丸くんとはこういう話が出来るので嬉しいし助かるのだが、実際ボストンはどうなっているのだろう。