日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

恋を抱きしめよう

 どうして"We can work it out"が「恋を抱きしめよう」なんてタイトルになったのかなんてわからない。ロックがまだ芸能だった頃の事だから……なんて言い方で説明になっているかしら。しかしこの名曲は邦題のように明るい曲ではない、基調音の如きアコーディオンが青い夜の如き曲調の色合いを深くする。サビもそうだけど、特に曲の最後の三拍子を聞く度に胸がしめつけられてしまう。

「人生は短い、やきもきしたりケンカしてる時間なんかないんだよ、友達」というサビの歌詞を思い出して良かった。あれからずいぶんひとりで空回りしてる気がするけれど、もし明日死んでも大丈夫なように、だから明るい笑顔でいようと心に決めた。たとえ思いどおりにいかないとしても。