日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

昔なら受け入れられなかったことが…

孤独であるためのレッスン (NHKブックス)

孤独であるためのレッスン (NHKブックス)

北見の福村書店で立ち読みしたこの本の中に「他人とはわかりあえないということをよく理解する事」とか何とか、そういった言葉が書き記されていて、昔なら受け入れられなかったこんな言葉が、今ならナチュラルに心に届く。若い頃にはこういう言葉をわかることが出来なかったし認めたくもなかった。けれどもやはり年を取るというのは素敵なことでもあって、何のためらいもなくこういう言葉がわかってしまう。
わかるからといってそれを生きられるかといえば今はまだ難しいとは思うのだが、この先はきっと生きられるだろう。何の悲しみも淋しさもなく「1足す1は2になる」というシンプルな事実として受け入れられるだろうという予感が自分の中にある。やっぱり買った方が良かったか知らん、この本。
そういえば思い出したが、同じこの本の中でニーチェの言葉が引用されていて、それは「一日の内8時間以上を他人のために使う人間は奴隷である」というなかなかラディカルな言葉だった。憶えておこうと思った。

今日はここまで。云いたい事がない訳じゃないが、もう眠い。