日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

エイミー・マン以降の音楽生活

今年買ったCDの中でピカ一(おかげでジャズ、クラシック浸りだった音楽傾向がロックへ揺り戻された)のアルバム、エイミー・マンの「フォーゴトン・アーム」以降に購入したCDをリストアップする。だから何なんだ、と云われても困るんだけど。

Ludwig Van Beethoven Sonates

Ludwig Van Beethoven Sonates

なんとオーストリア盤。
グールドのCDは廉価盤になっているのが多いのだけど、このベートーヴェンの「月光」「情熱」が収められたアルバムは日本盤だと2,500円、比べてこのオーストリア盤は確か1,500円弱。その価格差のせいかどうか音があまり良くない気がする。マスタリングのせいだろうか。気のせいだろうが。旭川タワーズ・レコードで購入。


バッハ:コーヒー・カンタータ

バッハ:コーヒー・カンタータ

バッハの「世俗カンタータ」とかいう声楽作品の一つ。
で、もちろんタイトルに惹かれて購入(笑)。最近なんか古楽づいているのだけど(楽器の音が素朴でいい)、これもその一枚。コーヒー好きの娘と、その目に余るコーヒー好きを厭う父親との掛け合いで進んでいく。娘役のエマ・カークビーがソプラノで歌う「コッフィ〜、コッフィ〜」がきれいですのぉ。朝に聴くとちょっといいです。お勧め。旭川タワーズ・レコードで購入。


THE WAY UP

THE WAY UP

いわずと知れたパット・メセニー・グループの最新作。
実はまだ通して聴けていない(途中で寝たから)。最近よく耳にするスムース・ジャズを連想させる耳障りのしない音楽だけど、いや絶対それだけじゃすまない。買ってすぐ車のCDプレーヤーで聴いたんですけど、途中で止めました。BGMとして軽く聴き流せないものをひしっと感じたんで。旭川タワーズ・レコードで購入。


Piano Improvisations 1

Piano Improvisations 1


Piano Improvisations 2

Piano Improvisations 2

芸人チック・コリアのライブの思い出として。
もちろん先月27日に旭川クリスタルホールで行われたチック・コリアのソロピアノコンサート終了後のロビーで買った二枚組。
ジャズのピアノソロったら一番最初に聴いたキース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」のインパクトが強かったけど、あちらの芸術家風なピアノに比べたらチック・コリアはとてもフレンドリー。旭川のライブでも、お客さんを一人ずつ舞台にあげて、その顔を見ながら即興のピアノソロを弾く「ピアノによるポートレート」やら、観客を声のパートにわけて、チックが弾くピアノの要所要所で、彼の指示に従って声を出すという即興合唱団っていうのもやった。芸人だなーチック。しかしとどめは最後の即興演奏「旭川ポートレート」。ピアノの弦を指で叩いて音を出すのだけど、この音が凄かった。ビル工事現場の巨大な杭打ちの音のようで、あの音はちょっと忘れ難い。クリスタルホールはよく声が響いて気持ち良かったですわ。


世評高いグールドのブラームス
しかし今だピンと来ない。玉光堂旭川店で購入。


ノンプラグド

ノンプラグド

あーヨーロピアーン♪
僕の音楽傾向から見るとちょっと信じられないかも知れないけど(そんな事もないのだけどさ)、ヘヴィメタ・バンド“ヴァレンシア”によるアンプラグドアルバム。私が愛して止まない深夜放送「ヘヴィ・メタル・シンジケート」で聴いた収録曲「ベリイング・ヘザー」が聴きたくて購入。二曲目「ユー・テイク・マイ・ブレス・アウェイ」がもろクイーンで笑える。玉光堂旭川店で中古盤として購入。


Tribes Vibes & Scribes

Tribes Vibes & Scribes

今時のシャカタク
職場の臨時職員(小娘)が「最近このバンド気になるんでぇ、hirofmixさん買ってみませんかぁ?」と云ってたのを思い出して購入。「なんか“アシッド・ジャズ”っていうらしんですけどぉ、そそられません?」おおそれは、という事で買ってみたんだが、もしかしたらiPodにでも入れて流しっぱなしにしてればそれなりに楽しめそう。旭川サン・レコードで購入。


Sonatas Piano Violin

Sonatas Piano Violin

当たり♪
SACDの音の良さをひしひしと感じるモーツアルト集。演奏者の位置関係がスピーカー奥に展開されて気持ちがいい。ピアノとヴァイオリンの音量がちょっと独特に思えたのだけど、聴き続けていると何でもない。というか、かなり気持ち良い。玉光堂旭川店で購入。


Blue River

Blue River

こちらも音が良い。
札幌で何十年ぶりかのライブをやったというエリック・アンダースンの復刻版紙ジャケ仕様の名アルバム。札幌のバー「tutti」のお客さんに教えられたので買ってみた。


浪漫の騎士

浪漫の騎士

ああプログレだ(笑)。
作家の島田荘司が解説で目茶苦茶押していた三曲目のアルバム同名曲「浪漫の騎士」を聴いてみたいがために購入。もう一曲目からまごうことなき70年代フュージョンの匂いが彷彿として軽い眩暈さえ起きそう。


Nightclub

Nightclub

大当たり。ずっと探していた一枚。
当初ブルーノートから出ていたジャズヴォーカル&ピアニストのアルバム(寺島御大お勧め)を、ハイ・クオリティな再発盤を数多く手掛けるレーベル:モービル・フィディリティがSACDで復刻。この音の良さはさすが、SACDとCDの音質の違いが段違い。愛聴盤になること必至。CAVIN大阪屋地下1階CDコーナーで購入。


インディラ

インディラ

これも当たりの一枚。
元「tutti」マスターの(笑)和田博巳氏がステレオサウンド誌上でお勧めしていた一枚。一度札幌のタワレコで視聴したのだけど、それからずーっと気になっていたアルバム。CAVIN大阪屋地下1階CDコーナーで購入。


Night buzz

Night buzz

眼鏡っ子萌え〜で購入。
可愛いイラストのジャケットからイメージした声質とはちょっと違ったが(古内東子っぽい声だ)、バックの音が素直な一枚。古内の歌が恋人同士のリアリティを感じさせるのなら、こちらはもっとパーソナルなところから歌っている気がする。リアリティも木綿地のようなファンタジーでコーティングしたというか。CAVIN大阪屋地下1階CDコーナーで中古盤として購入。